電車線設備工事
electric-car line work
技術と経験を糧に。
繋ぐ、第三のレール。
街の地下を駆け巡る鉄道。トンネルに敷設された2本の線路と、第三のレールはどこまでも縦横に続き、都市生活の脈動を支えています。私たち昭和電設は、世界で一番、安全・安心・正確に運行する日本の鉄道に携わるという誇りを胸に、ゆるぎない安全への想いを携え、電気と共に絶えることのない信頼を繋いでまいります。
地下のトンネル内を走行する電車に接触して、直接電気を供給する第三軌条。
通称、サードレールと呼ばれる設備の敷設・改修と、それに付随する設備の設置・改修をおこないます。
01. 第三軌条設備 |
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安全・安心・正確。 地下鉄道が走行するトンネル内においては空間が限られているため、大きな空間を必要とする架線式ではなく、走行レールの片側にもう一本、電力供給用の誘導レールを設置して、電車に運転用電気の供給をおこなう場合があります。この設備はサードレールと呼ばれ、通常、人が容易に入れない地下鉄や高架式の専用敷地内の鉄道に適用されています。電圧は保安上、低圧となっており、素材は電導率の高い低炭素鋼が使用されています。 |
02. 電車線ケーブル設備 |
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変電所から第三軌条間に、 変電所から、き電線、電車線用断路器を経て、広大な鉄道網の中にブロックとなって存在する第三軌条の各セクションへと、電気を供給するケーブルの設置工事をおこないます。電車線ケーブルは変電所〜トンネル内の各所に張り巡らされており、変電所の停電など、万が一のトラブルが発生した場合においても、他の変電所から安定して第三軌条に電気が供給されるように二重三重のバックアップ体制が設けられています。 |